尾張旭市のお客様からトヨタ・８６のリアバンパーとリアクォータのキズ・ヘコミの板金・塗装・交換のご依頼をいただきました。
鈑金・塗装
メーカー名： トヨタ
車種： トヨタ・８６
年式： 平成２５年
施工内容：
リアバンパーと左リアクォータと左テールランプの損傷で板金・塗装での修理
施工の流れ
STEP1
損傷の確認
損傷の状態はリアバンパーの境目辺りが凹んでおり、すぐ隣のリアクォータも角が凹んでて変形してて、リアバンパーに押された衝撃で端が少し盛り上がっています。左のテールランプはレンズが完全に破損してて交換になりますが今回は社外のテールランプを取り付けており、修理終わってからご自身で再び購入して取り付けるとのことで、隙間などをチェックするのに必要なので今回は純正のランプがご自宅にあるので、後日持ち込んでいただきました。
STEP2
まずは修理するリアバンパーとテールランプを外して室内のトリムも外します。ところがバンパーサポートも外したところにも凹んだところがあり、こちらも板金していきます。これぐらいの凹みですと、板金である程度の形は戻るのですが、どうしてもボコボコが残るので角のラインなどはしっかりと出して、後はパテを入れて綺麗に整えていきます。
STEP3
サフェーサー塗装
サンダーでファイバーパテを徐々に研いでいき、元のラインまで復元が出来てきたら純正のテールランプと補修しておいたリアバンパーも一度仮合わせして、隙間などをチェックしながらきっちりと整形して細かく調整していきます。仮合わせが終わったら部品を一旦外し、今度はリアバンパーとリアクォータにそれぞれサフェーサーを吹き付けていき、水研ぎペーパーで滑らかに仕上げます。
STEP4
塗装の様子
塗装はリアバンパーは取り外したまま色を塗るので、画像はありませんが専用のスタンドに落ちないようにセットします。
リアクォータは他にミストが飛ばないようにボディーをマスキング（養生）して、調色で配合してオリジナルの塗料を作ったら、脱脂してスプレーガンで塗装を始めます。カラー塗装は損傷部分から塗っていき、フロントドアの方へとグラデーションするようにボカシていき、クリアー塗装で上塗りします。そしてリアバンパーも同様に塗装します。
STEP5
完成
コンパウンドを使い丁寧に磨いていき、クロスで拭き上げたら、部品を取り付けてネジ、クリップなど入れ忘れがないか確認したら作業完了です。隙間もバッチリで非常に綺麗に仕上がりました。
この度はサイオ板金にご依頼いただきありがとうございました。
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