犬山市のお客様からトヨタ・ノアの右側面の板金・塗装の依頼をいただきました。
鈑金・塗装
メーカー名： トヨタ
車種： トヨタ・ノア
年式： 平成１５年
施工内容：
右側面の損傷。フロントバンパーのキズ、右ヘッドライトのキズ、フロントフェンダーのキズ・ヘコミ、右フロントドアのキズ・ヘコミ、右スライドドアのキズ・ヘコミ、右リアクォータのキズ・ヘコミを修理します。
今回は自己負担ですので予算を抑えるために、部品の交換をしない方向で鉄板部分は板金をして直していきます。ヘッドライトに関しては、キズを補修します。
施工の流れ
STEP1
損傷の確認
入り切らなくて画像には写っていませんが、フロントバンパーからリアクォータまで横に激しい損傷や擦りキズも含めて見られます。特にフロントドアとフェンダーは直せるのですか(・・?と驚かれるくらいです(笑)
お客様からはあまり高額になるなら車を買い替える洗濯もありましたが、次の車を探すのも大変だと言われましたので、なるべくご予算を抑える修理金額を提案させていただいたところ、それぐらいなら修理しますと決めていただきました。
STEP2
板金スタート
まず一番激しいヘコミのフロントフェンダー、フロントドアの板金から始めていくのですが、ヘコミを引っ張るのにフロントフェンダーが付いたままでは板金が困難ですので、一旦フロントフェンダーを外し、フロントドアの前側にスペースができますので、スライドハンマーを裏に引っ掛けて一気にヘコミを引き出します。それを何回も繰り返します。
高さが出てきたら、外したフェンダーはそのまま裏返しヘコミを叩き出します。そしてフロントドアに合わせて、ある程度高さが揃ったら仮付けして終わりましたら他のパネルも順番に板金していきます。
STEP3
パテ処理から塗装までの様子
ひと通り板金が終わりましたら、ここからパテで本来の形を作って行きますがこれだけの広範囲ですのでパテを研ぐだけで一日掛かりですが、お客様の喜ぶお顔を励みに全力でパテ研ぎ頑張ります(^^)/
損傷の激しかったフロントの方からファイバーパテで厚盛していき、サンダーで研いだら板金と同じく順に後ろの方までパテを塗り研いでいきます。
パテで成形が済みましたら、中間のパテで徐々に表面を滑らかにして、サフェーサー塗装を施します。画像のグレーの塗装でパテに上塗りして水研ぎペーパーで研いで下地処理が終わりました。
STEP4
塗装後の様子
塗装する前に色合わせをするのですが、光の加減と角度で色合いが変わってくるため、慎重な調色が必要なのですが当社には優秀な塗装職人がいますので、しっかり合わせます(^^♪
色合わせが終わりましたら、周りに塗装付かないようにマスキング(養成)して塗料をスプレーガンに入れて吹き付けていきます。今回は２コートパールですのでカラー塗装を最初に塗り、クリヤー塗装を上塗りします。フロントバンパーは外したまま塗装します。
STEP5
仕上げ作業から完成まで
塗装が終わりヒーターでじっくり乾燥させて、塗膜が固まったらマスキングはがしていき塗装肌に付いたブツやホコリを、２０００番の細かいペーパーで削り取り残ったペーパー目をコンパウンドで丁寧に磨いていき、肌をととのえてヘッドライトとバンパーを取り付けて作業完了でです。
この度はご依頼していただき誠にありがとうございました。
今回のように高額な修理でお悩みの方はぜひサイオ板金にご相談ください。
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